2010年7月14日水曜日

トタン屋根の恋

 
つまり 君とここで出会ってしまうのだね

それは願ってもないことだけれど

なんだか こわれそうな音が

あやふやなまま 僕らの周りをただよっている

それをどうやって 残しておけばよいのか

とまどっっているんだ

詩人なら言葉に 音楽家なら音符に

そのどちらでもない僕にできるのは

ぼんやり 笑っているだけなんだ

忘れられた トタン屋根みたいにね

2010年2月27日土曜日

そら耳の空

 
土鈴の乾いた音色が空をわたる

そら耳だとわかっていても
聞き逃したくないから目を閉じた

あなたが何を望んでいたのか

その笑顔を思い描くことができるのに
答えることができない

こんな美しい空になぜあなたは逝ったのか

確かに暖かな春の日は
あなたにとてもふさわしいのだけれど